教育のチカラ -334ページ目
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株で勝つ人 負ける人

今日はUSエデュケーション主催の「株で勝つ人 負ける人」セミナー に参加してきた。


ずっと興味がある株のことなので、新宿まで出かけていった。


このセミナー、新しくはじめるUSエデュケーションの講座の、

説明会的位置づけなので、あまり期待していなかったんだけど、

これが意外にも面白かった


その理由は、

講師のインフォストックドットコム代表 松川行雄氏のおかげ。

なんとも飄々としていておもしろい。

系で言うと「所ジョージ


やっぱり講師は面白くないと駄目だよね。

つまらない話なんて、2時間も聞けないもの。


セミナーの中では、

知らない名前は言葉がたくさん出てきた。

年間の需給の仕組とか、

すごく面白かった。


いつもは教える側の人間なんだけど、

教わるのも楽しいなって、思えました。


やっぱり「学ぶ」っていいね。

自分の世界が広がるし。


今後はもっともっと貪欲にインプットしていきたい!!

宋文洲さんと武沢信行さん

今日は、品川プリンス新館で行われた、

ソフトブレーン 主催の「中小企業成長の鍵はやっぱり営業だ」に参加してきた。


ちょうど空いていたし、がんばれ社長」の武沢さん 見れるし、

最近新聞にやたら広告を出している宋さんの話も聞ける。

しかも、このセミナー、参加費無料だった。


最初の講演は宋さん。

宋さん

宋さんといえば、中国から単身留学し、北海道で会社を起こした人。

98年に営業支援事業に業態転換して、その後はマザーズ上場、来月には東証1部になる。


勢いのある会社のトップ。

で、最初にテレビのニュース番組に出たときの映像を見せられた。

その後本人が出てきて、持論を展開。

その内容は、

日本の企業の問題点は販売管理費の大きすぎることであり

元凶は、変われない、変わろうとしない古い営業の体質(サラリーマン根性)にあるというもの。


それはそのとおり。

彼の説明は的を射ているし、面白い。


多少日本語的には失礼な表現はあるものの、

中国人だからしょうがないと思わせる、自分は中国人だからという主張と言い訳も織り交ぜる。


声もでているし、立ち振る舞いもいい。表情もいい。

聞いていて、気持ちがいい。

宋さんのストレートな物言いも、テンポの良い話の進め方で心地よく感じられた。


質疑応答は、質問する人の話も長かったせいもあるが、返答は明確さに多少欠けた。

でも、おおむね満足。また聞きたいと思えるプレゼンだった。



次に登場したのは武沢さん

武沢さん

300人くらいを前に話をするのは初めてだそうで、

冒頭から「上がっています」と告白された。


予定より15分遅れではじまった講演が、ほぼ時間通り終了したところを見ると、

中身のいくつかはすっぽかしてしまったように思う。

武沢さんが普段提供している文章のクォリティーからすると、少々物足りなかった。


まあ、60分弱で話せることには限界があるから、もう少し内容を絞ってもよかったかもしれない。


個人的には、7つあるトピックスのうち、

今こそ顧客創造計画書を作ろう!」を詳しく聞きたかった。


あと思ったのは、初めて直に話を聞いたのだけど、武沢さん、なかなか良い声してる。

聞きやすい声。今日彼の講演で一番印象に残ったのは声 でした。



3番目はソフトブレーン・サービスの社長の工藤さんの講演というよりは、商品説明。

去年転職してソフトブレーンにやってきて、1年で販社の社長に就いた32歳。


確かに仕事はできそうな感じがする。

でも、聞いていてなんだか楽しくない。気持ちよくない。


声もでてる。

説明も明瞭。

でも、なんだか嫌な感じ。


何でだろうと思ったら、

どうも相手を見下したような態度と話し方をしているから。


「教えてやっているんだ」といわんばかりの、

聴衆に対する漠然とした質問 「これわかりますか?」

実際に聞くわけでもない。ただ、聞き手とのインタラクティブ性を演出したいだけ。


言葉遣いも耳に障る。

客商売なのに、その「客」の呼び方が、「お客」「客」「お客様」とばらばら。

きっと普段は「あの客さあ」なんて呼んでいるんだろうなということがバレバレ。


「残ってくれた皆さんに面白い話をしたいと思います」

とスタートした彼の説明。

ところが全然笑いが起こらないまま20分経過。

自分の前(武沢さん終了時)で3割客が帰ったというような自虐的なネタか

第3者を笑うようなシニカルネタでやっと笑いをとるが、これは失笑に近い。


笑えない雰囲気が続く。

でも本人は、持論を豪快に展開している。

気持ちよくなっているのか?

聞き手の反応が読めていないのか?


ストレートな物言い。

これは宋さんは許される。

トップだし、中国人だし。

でも、それを支える32歳の社長では許されない。

口の利き方が乱暴だと、

それはものすごくマイナス印象。

彼の場合、その外見もマイナス要素があった。

特にめがねとネクタイのセンス。

めがねは太すぎるし、ネクタイはなぜ緑色だったんだろう?


もったいないな。

宋さんの印象がよかっただけに。


ソフトブレーンのセールスマネジャーという商品、なかなかよかったです。

痒いところに手が届いている感じ。

営業を仕組みに落とし、さらに作業に落とし、プロセスと全員が共有する。

そのソフトを使うことで営業マンは現状を的確に知り、次のアクションへスムーズに移行できる。


将来、大勢で仕事をするようになったら、導入したいなと思いました。


 




いろんなセミナーに参加する

僕は最近、いろんな人のセミナーや講演に顔を出すようになった。


以前は、「参加してもがっかりするだけだ」と思っていたのだが、

今は「がっかりする」のも仕事のうちだと思っている。


がっかりする理由は大きく2つ。

「それ、あなたの本に書いてあったよ」

「プロフィール(自分の話)だけで時間半分過ぎちゃったよ」

という、コンテンツがつまらないという理由


もうひとつは、ただ一方的にしゃべるだけの自分勝手な進行

とりあえず、考えてきたことを話すだけの乱暴なやり方は、

講師としてのスキル不足を感じる。


人前で話すくらいだから、「伝えたいこと」はいっぱいあるのかもしれない。

しかも本人はそれに対してすこぶる自信を持っているのかもしれない。


でも、それを聞き手の状況をわきまえず、一方的に押し付けるのは、ただの我侭。




最近はセミナーが多いのか、ここ1週間で僕は5件くらい顔を出している。




先週末の女性講師 テーマは海外資産運用

「ここまでよろしいですか?質問はありますか?」


セミナーの途中で質問を受け付ける姿勢、一見親切で丁寧なやり方にも見える。

でも、漠然と質問をあおっても、聞き手は不安になるばかり


こんなに途中で予期せぬ時間使って、内容はちゃんと最後までできるのか?

質問者が個人的な質問をするようになってきた。そんなの後で個別にやってよ。


案の定、最後は駆け足になった。


僕はこの人の本やコラム、読みやすくて好きなのだけど、セミナーの完成度は今ひとつ。

でも、これは、講師だけの責任じゃない。事務局も悪い。

マイクの音量、プロジェクターの調整など、セミナーが始まってから直してたし。



昨日は、とある人材育成企業の「他人力を利用する」というセミナーに参加。

10名ほどの参加者で、その会社の会長という方が1時間一方的に話す。

内容は、その人が経験から得た、若者の教育の仕方。


自分は、酒席でチャンスを得てきた。

だから、若者にも酒席での振舞い方を徹底的に教える。


で、「酒席でやるべき21か条」を紹介。


えー、これを話すために、わざわざ人を集めたの?


でも、本人自身たっぷり。


ただ、その会社の仕組みには興味を持った。


世の中の、フリーターと呼ばれる人たちを徹底的にたたきなおして、

正社員で採用できるようにして、

契約会社に送り込み、駄目なら返してもらう。それを1年繰り返す。

いわゆるインターンシップのフリーター版


フリーターたちの教育は、選抜試験に受かった者には無料で行う。

彼らの意識は、2日間の研修の最初の僕の話で一変する。。。。


へええ。本当かな?

でも、無料で教育するなんてその人もリスクとってるんだなと、ちょっと感心。


最後のQ&A

誰も質問しない。


僕だけいくつも質問させてもらった。

質問すると、講師の力量がわかる

用意していたものを話すのと相手の質問に答えるのは、まったく次元の違うスキル。


「酒席での振舞い方」のような、カジュアルネタで、

しかも話の内容が参加者とは異なる若者に関することなのに、

質問が出ないということ自体が、本当はかなりイタイ。


でも、一生懸命話していたし、まあいいか。


最近はすごく、優しい五十嵐 健です。







いよいよブログをはじめます。

遅ればせながら、ブログをはじめることにした。


メルマガやMLでは、

もうすでに2000回を越える投稿をしているので、

文章を書く苦労はないけど、なんだか、ちょっと恥ずかしい気持ちもある。


ここでは、仕事の話はもちろん、

これまでの媒体ではあまり書かなかったプライベートのことまで、

いろいろ書くつもり。

写真も載せられるみたいなんで、楽しみです。


実験的に写真をアップしてみよう。

タイトル「韓国サウナを出て」サウナ気持ちいい!!







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