教育のチカラ -333ページ目

この2年半で変わったこと。

今日、僕がアタッカーズビジネススクール にいたころ、ボランティアスタッフをやってくれた藤田一郎 が、やってきた。

聞けば26歳になったという。

あれからもう6年もたつのか。


その彼が、今年起業した。

ずっと追いかけてきたITの分野。

ネット関係など、超詳しくなっていた。


実はその彼の助けを借りて、

サードプレイスのHP環境をこの夏に一新しようと思っている。


今のHPは、2年半前に独立したとき、

名前以外に書く事がなくて、でもないと不便だから、

五十嵐 健オフィシャルサイト 」というタイトルで、友人に作ってもらった。


独立したときは、何をやってこれからの人生を生きていくのか、明確じゃなかった。

(今も、はっきりと、これで生きていく、というものがあるわけじゃないけど)


でも、この2年半の間に、いろんな仕事をさせてもらったし、

自分自身がどう在りたいのか、考える時間もたくさん作れた。

アタッカーズビジネススクール 時代には出来なかったことも挑戦したし、思い切り、10年分くらい遊んだように思う。



人間の幸せって、何だろう。


金持ちになりたい?

知名度を上げたい?


最初は僕も、そう思う大多数の中の一人だった


でも、独立して仕事をしてみると、

自分が目指す世界というのが見えてきた。


大金持ちになって、若いうちにリタイアして、南の島で暮らす、というのは有りだと思った。

まあ、僕の場合その島は、シンガポールか、タイのどこかの島になるだろう。


それ以外の選択肢は、

ビジネスの世界で有名になるとか、

自分自身のスキルアップに際限なく取り組むとか。


ただ、残念ながら、そこにはあまり興味をもてなかった。


誤解しないで欲しい。


人間だから、人気者になりたいと思うし、もっともっと成長したいと思う。

それは間違いない。


でも、そのために「えぐいこと」はやりたくないんだ。


コンサルタントでトップになったとして、

有名にはなれる、報酬もすごく高くなる。

結果、本人の名誉欲とかは満たされるのだろう。


でも、その人の人生を、僕はうらやましいと思えないんだ


自分の時間をどんどん削って、

プライドのためにあとに引けないことも多くて、

時には誹謗中傷を受けることすらある。


自分を高い位置に置こうと思えば思うほど、

人生の何割かを他人に所有されるような気がする。

つまり、誰かに見張られているような人生。


いつのころか、

そんな生き方は嫌だな、と思うようになった。


いつ死ぬかわからないのが今の時代を生きる僕らだ。


東京には間違いなく地震が起こる。

北朝鮮のミサイルも怖い。

未来は誰にもわからないから、

僕らの命は運任せのようなもの


じゃあ、今を楽しく生きよう。

仕事は、目の前の人を、自分が出会ってしまった人を、

幸せに近づけるだけでいいじゃないか。


僕がもし誰かを救えるとして、

それは100人200人じゃなくてもいい。

本当に大切な人を、身の丈で救えて、

それで自分も幸せに暮らせれば十分だ。


でも、

「五十嵐さんは、影響力のある人なんだからインターフェイス位はしっかりしましょうね」

と言われれば、

確かに、失礼にならないよう、誤解して迷惑をかけないよう、わかりやすく便利なインターフェイスは用意しないといけないなと思う。


なので、

これから出会う人。

これまで出会った人。

ちゃんと礼儀ただしく付き合えるように、ネット環境整えます。


本当は会えるはずだった人や、

もっと仲良く出来たかもしれない人にも届くように。


営業もせず、ネットワークを広げようともしなかった、

自分を見つめなおすことに集中したこれまでの2年半。


いわば、外に対しては留守にしていた分、これからは、

自分をもっと開いていかないといけないなと思っている。


もちろん、作り上げた自分のスタイルも、大切にしながらだけど(笑)


ブログも、今後は2種類に分けて書こうと思っている。


仕事に関することと、

自分の生き方に関すること。


前者では、僕が学んでいることや、仕事の内容や、お客さんにしてあげられること、仕事している人に有効な情報などを書いていく。


後者では、もっともっと、本音を書くつもり。


なぜ、お金も名声も手に入れた経営者が仏門に入るのか、

金持ちになっても、幸せになれない人がいるのはなぜか、

なぜ人は、孤独じゃいられないのか、等々、

僕が今の歳でたどり着いた考えを、書いてみたいと思う。

だから、ちょっと、「哲学」はいるかも。。。


ということで、

いろいろ取り組んでいこうと思います。








ステージから見る世界

感想文と言っても、今日は自分がやったセミナー。


社会起業家ビジネススクール の1セミナーとして、今回が2度目のファシリテーター育成講座。

赤坂の都市センターホテルで行った。


企業研修では1日セミナーを時々引き受けたりするけれど、

一般向けのものでは、こんな長時間なのは、本当にこれだけ。


今日も、昼間の正規8時間に懇親会5時間。計13時間??の1日セミナーを終えてきた。


講義風景


参加していただいた方々、お疲れ様でした。


いつもセミナーをやったあとに思うことは、

やれることは精一杯やったっていう、達成感

目の前にいる人に、正直に向き合ったっていう、充実感


大量動員の講演形式はやらない。
だから、

今日も、お客さんを捌いていない。
ひとくくりで扱っていない。


全員の目を見て話した。
全員の「個」を尊重した。


初めて参加した人。
2回目で疑心暗鬼な人。
リピーターですっかり慣れている人。


「今日は新ネタばかりでしたね。」

ある参加者が言った。


そうです。大変なんです。苦労してます。


単なる気づきだけじゃなく、

「参加者がネタを持ち帰れる」をモットーにしていると、
リピーターの欲求にも適宜応えなければならないから、
新ネタ探しに一苦労。


講義の前半は、様々なトピックスをに対して、

僕がどんな解釈をし、ネタに変えているかを披露する。


さらには、

その場で参加者が発する意見を元に、話を広げたりと、

自由自在に「場」をコントロールする。


昼間は鮮やかにファシリテーターを魅せ、
夜には気持ちよくその裏事情を説明する。

懇親会


いいのいいの、話しても真似できないから。
そう簡単には、この領域にはこれないの!!(笑)


で、象徴的なのはこの感想。

「前回、初めて参加した夜は、空をも飛べるような気持ちよさだったのですが、今夜は、なんだか、へこみすぎて、落ち込んでいます」


そうだろそうだろ。


今日はじめて参加した人も、「面白かった」って言ってた。
でも、彼ら、多分次回は悔しい側に回るはずだ。


これは、こんな感じだろう。


興味があって、舞台を見に行った人がいる。


舞台を見て感動。
俳優に手招きされて舞台に上がった。
ステージから見る世界は、きらきらしていて、興奮した


あまりに興奮したために、今度は自分が、あこがれた舞台に出演するために劇団の門をたたいた。
舞台に上るべく、厳しい練習に耐え、チャンスをもらえた。


で、舞台に上がってみた。

でも、思ったよりずっとひどい出来。
「ああ、こんなにも難しい世界だったのか・・・。」
そう気づいたときには、自己嫌悪の沼の底。


そんな感じだろう。


僕のセミナー。
一見楽しそうに見える。
だから、観客の立場で見ると、面白いかもしれない。

でも、

いざ舞台に上がろうとすれば、厳しい世界が待っている。


今日も、
「もうほめる段階は過ぎたな」
と思う人には、

「いつまでも観客でいるなよ」と厳しい言葉をぶつけた。


それ以外に、方法はない。

言われた本人も、わかっている。

わかっているのに、出来ない。

僕はそれもわかった上で、言い続ける。
それが、あるレベルを超えた人に対してできる、最良のことだと思うから。


観客席にいるのは楽かも知れない。

だけど、そこにいては駄目だと感じた人が参加するのが僕のセミナーだ。

他と違って、ただ座って聞いていれば良いというセミナーじゃない。

だから、観客席でそっとしておいて欲しい人は、2度と来ない。


でも、それでも僕は、

「舞台に上がれ」

って、言い続ける。



苦しいことの先には、必ず新たな世界が待っているから。


がんばれ、みんな。
がんばれ、自分。
ついて来い、みんな。
けっぱれ、自分。




減量って、毎年おんなじことの繰り返し。

30代の男性なら、誰もが考える、体重増加の問題。

おかかの出っ張りは、毛髪の消失と同じくらい深刻な悩みだ。


夏が近づいてくると、やおら、「ターザン」なんかを買ってきて、

引き締まったボディを夢見ている。


自分の腹筋と、最後に会ったのはいつのことだろう?


僕の場合、この2年で10kg太った。

マジ、ありえない。


独立して、精神的にも多少は追い詰められて、

やせ細る予定だったのに、

食べる量も増えてなーい

運動量が極端に減ったわけでもなーい

なのに体重は増加の一途。


なぜなぜ?


これが中年太り?


いやだー。


「五十嵐さんって、見た目すっげー若いと思っていましたけど、

体は歳相応ですね・・・」


「ぎゃーーーー!!」

言わないでそのせりふ。

見ないで、腰周り。


最近では、服の上からも、

おなかのふくらみがわかるようになってきた。


アジアに出かけると、、

友人がおなかを触ってくるようになった。

決まって、にたっと笑いながら、

「太ったねえ」って。


で、友人たちに宣言した。

「10kg痩せるまで、もう帰ってこない!!」(アジアにね)


・・・誰も信用してくれなかった(哀)

でも、いい。


今回こそはなんとしてもと思ってる。

去年もそう思ったけど、今年の深刻度合いは半端じゃない。


夏のスーツが全部着れない。

スーツを着ると、食事ができない。


去年、シンガポールのセールで買った

ボスのスーツが着れないなんて、悲しすぎる。


新しいのを買うのも、負けを認めたみたいで嫌だ。


で、時間を見つけては泳いでいる。

木曜は、2km泳いだ。(自分でも驚いた)


あれ、自分、本気かも。


で、宣言してから1ヶ月。

順調に3kg痩せた。


でも、どうやら、最初の壁にぶつかったみたいだ。


ここを、なんとか、乗り越えなければ!!






セミナーの準備

明日は2ヶ月ぶりのファシリテーター育成講座@東京。


僕は某M講師と違って、年間200本超の講演を引き受けるようなことはしない。(笑)


人前で話するのはエネルギーがいるし、
もともと、見られて快感を得るようなタイプでもない。
普段は、大人しくひっそり暮らしている。


でも、セミナーは、参加者の喜ぶ顔が見れるから楽しい。


で、今はそのセミナーの準備をしているのだが・・・
この準備、結構大変なのだ。


なにしろ8時間の長丁場。
当然ながら、その尺分のコンテンツを用意する。


これはこれでしんどいけど、量を集めればいいから楽は楽。
大変なのは、そのコンテンツから派生するもの


つまり、そのネタをきっかけに、参加者にふったとして、
どんな「返り」があるかを想像する。


  話はどこまで広げることができるか。
  レベルはどこまで引っ張り上げられるか。
  理解が足りないときに、それを助ける予備ネタをどうするか。


そうやって、ネタの深堀をする作業が一番大変なのだ。


各ネタを時系列で繋ぎ合わせるのは、それに比べれば簡単。


一ネタをどこまで引っ張るかを、あらかじめ想定しておいて、
参加者の反応が良いネタは時間をかけ、そうでないものはさっと流す。

そうやって、相手に合わせてセミナーにリズムを与えていく。


テンポが良いセミナーは、時間がたつのが早く感じられるものだ


セミナーの感想で、嬉しいのはもちろん
「ためになりました。」だけど、
これは、たいていの人が条件反射的に言ってくれる。
(なぜなら、不満な人はそもそも言いに来ないから)


そんな中で
面白かった」「あっという間だった」というのが、
結構素直な感想だったりして、実は嬉しい。


明日も、
プロのすごさを見せつけつつ、
誰でもできるようにネタを噛み砕いて、
次の日に僕の真似ができるようにしたいと思っている。


これを人前でやって見せたら、みんな驚くよ
というようなネタをいくつか渡してあげたいと思う。


明日は、愉しい一日になるといいな。






花嫁学校

実は、僕、女性向けのフィニッシングスクールで講師なんぞをやっちゃったりしている。

世界的に有名な「ジョン・ロバート・パワーズスクール 」の東京校。


女性を内面から美しくするクラスを担当している。


内面から???

どうやって???


これがいつも考えるところだ。


一応、「自信をつけてもらう」ことがメイン。


綺麗な人が多いのに、ほとんどに人が、どこか自信がない。

顔が綺麗でも、身長が低いとか、人見知りしてしまうだとか、


不細工な人からしたら、「なんて贅沢な悩み!!」

しかも、昼間のみんなが働いている時間に、

ニューオータニの一室で自分磨きなんて。


まあ、縁あって、彼女らと接することができるのは、かなり面白い。


で、なぜその仕事を引き受けたかというと、

使用前使用後の写真を見せられたから。


この学校に通う前の女の子と、卒業後の女性。


女の子→女性 


くらい全然違う。


自信に満ちた、凛とした女性に変身してた。


この学校では、化粧の仕方、立ち振る舞いなどもプロが教えるから、

見た目が綺麗になるのは当然なのだけど、

それだけじゃない。


目に輝きがでているし、微笑みに力がある。


明らかに「良い状態」にあるな、この女性


そんなふうに思えるほど、変化していた。


そして、これだけ変わるその過程を見たい。

自分も、影響を与えてみたいと、マジに思った。


で、引き受けたわけだ。




実は、僕、人を見る目があると、勝手に自分で思っている。


特に男性は、はずしたことがないんじゃないかって思うくらい、

「これはいける」って思った人は、必ず成長する。


でも、女性はサンプル数が少なくて、今ひとつ自信がもてなかった。


この学校で、サンプル数増やして、

女性を見る目も鍛えたいな!!